我ら!恋愛探偵団
神様は意地悪でした
「さらたん!!!遅い!!!」
時刻はPM16時、予定時間を、30分も過ぎてしまっていた。
膝がガクガクで今はそれどころではない。
カレンさんはティータイムなのかくまさんとケーキを食べていた。
「すいません…」
「さらたん!時間は守ることだよ!!これから気をつけるように!プンスカ!」
部長は頬をプクーっと膨らませながらプンプンしていた。
そ…んなこと言ったってええええええええ。
あんな事があったなんて、妄想大好き集団に言ったらどんな事を言われるかわからない。。
「さ、黒山くんとさっきナニをしてたのかなあ?」
僕たち探偵団だよ?と言わんばかりの部長の顔。
う、うそん。
「ナニってナニ?カニ?ワニ?」
「さらたん。つまんない事言わなくていいよ」
昨日のお前に言いたいわああああああ!!!
カレンさんはニヤニヤと私を見てはケーキを食べている。
黒山くん…私より悪趣味な人が2名いますよー…
心の中でつぶやく。