我ら!恋愛探偵団


「よーろしいいいい!そこでだ、黒山らいと踊りたい女子は多分学年全員の女子だろう…誰と踊るかは彼次第だが…さらたん。押せ押せ押しまくれ!私と踊ろう作戦だ。」



しれーっとお決まりに部長は言った。





その時だった。







コンコンと扉が鳴った。






「あら!!!!お客様!!!!」









カレンさんが、どうぞ〜と言った




初めてここの扉を開ける瞬間をみた。




ギーっと扉が開く。






「あの〜…恋愛探偵団の方ですよね…?」





可愛らしい声。聞き覚えのある声。





「私。好きな人がいるんです。」





その声の主は昨日黒山らいにラザニア攻撃されていた女の子だった。





部長と、カレン先輩の姿をみた女の子は顔を赤くしながら話す。



「そうだよ!恋愛探偵団部長の梅渕でええええす!!!」



ニコッと笑うと女の子もニコッと微笑んだ。
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