我ら!恋愛探偵団


「あの…本当突然ですいません…」



身長はなかなか高く160は超えているだろうか…とても細くモデルのような顔立ち。



「突然?ぜーんぜんだよ!さ、君の相談はぼーくたちが聞くよ?!」




本業だ!と言わんばかりに部長は待ち構える。



カレンさんも…私も…ドキンドキンと、させる。



「あの!!!校外学習で…黒山くんと踊りたいんです!!!」





アカーーーーーーーーーーーーーーーーン





カレン脳内、梅渕脳内発動






再度、アカーーーーーーーーーーーーーーーンというサイレンが響き渡った。





「おー!!!これは協力するしかない!!!」




私はもちろん乗り気だ。黒山くんと踊らなくて済む。この子を全力で応援するのだ!




「オッケー…じゃ…コホン。計画を立て直そうか!!」



「そ、そうね!!!さ!!!考えましょーか!!!」



カレンさんと部長のすすり声が聞こえたのは気のせいにしておこう。



女の子は嬉しかったのかニコニコと話を聞き始めた。
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