我ら!恋愛探偵団


ガタッと机を鳴らして黒山らいの目の前に立った。


「ちょっと!友里ちゃんがせっかく作ってくれたのに!!それは無いんじゃない?!」




とうとう、叫んでしまった。



周りがシーンとしてみんなが注目をしている。




「キノコちゃん。キノコちゃんに関係無いじゃん。」





正論を、言われた。



友里ちゃんは恥ずかしくなってしまったのか顔を真っ赤にして廊下に飛び出した。



「あっ!待って!!!本当黒山らい最低!!」



友里ちゃんを追いかけようとした時、手をガバっと掴まれた。



「キノコちゃんさ、意外と突っかかるよね」


ニヤッと黒山らいは笑う。




こいつは頭がおかしいんだ!!!



「ちょ!はなせーーーい!!!」



「見た目と全然違うよね、うんうん」



教室中が注目をしていた。
< 48 / 173 >

この作品をシェア

pagetop