我ら!恋愛探偵団


「ちょっと黒山らい!あんた本当いい加減にしなさいよ?!」


私が怒鳴るとなんで?と言わんばかりにハテナ顔をさをかます。



「い…いいのよ!中川殿!!!わたくし瀧…幸せです…」



瀧さんはポカーーーーンとしながらまたご飯を食べ始めた。




黒山らいはふふふんとしながら、友里ちゃんはなんで4人なの?と疑問の顔をしながらも黙々と可愛らしいお弁当を食べ始めた。




神様…仏様…お助けください…






早くチャイムが鳴らないかと心の中で叫んでいた。







「じゃ、また食べようね〜〜ん」




やっとチャイムが鳴りそれぞれの教室に戻る。



瀧さんは黒山の言葉にはい!とニヤニヤ答え友里ちゃんは嫌ながらも…うん!と返事をした。





「ね?キノコちゃんもね〜」





わたしはぜっったい返事をしない。

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