我ら!恋愛探偵団
「コホン…えーテストテスト…。えー、改めましてこんばんわ!3年の梅渕幸之助です。校外学習学習は楽しんでますか?!」
部長の声と共に学年中が盛り上がる。
「そ!こ!で!梅渕先輩と私から!!ドキドキ作成の発表でええええす!」
いつもは部長と言ってるカレンさんも部長とは言わず梅渕先輩と言った。
なんだ?なんだ?とざわつく音が大きくなる。
「えー、女子の皆さん朗報です!学年1格好いい男子は?!」
黒山らい!!!!
「そうだー!黒山らいくん!この顔が整い、成績優秀な彼は大人気!!!」
女子たちは黒山らいの名前を聞くときゃああああああと止まらない。
「そこで梅渕幸之助考えました。彼とダンスを踊りたい人が山ほどいると…」
「女子の皆さん!!準備はいいかー!!!」
カレンさんが言わずと知れずでっかい箱を取り出した。
とぅっとぅるーと部長のマイスイートも鳴く。
「黒山らいくんと踊れる人は、公平に!!!クジ引きいたしまーす!!!」
きゃああああああ!!!!
女子はパニックになった。