我ら!恋愛探偵団
「んー?さらたんを変身させるために来ちゃった☆」
テヘッとばかりにカレンさんは言った。
「変身?そんな必要ないですケド。」
「なーにを言っておる!!!」
カレンさんの後ろから部長…も現れた。
「部長!!!ていうか、カレンさんも部長もさっきのクジ引きはなんですか!!!友里ちゃんが可哀想じゃないですか!!」
ノンノンノンと鼻を部長は鳴らす。
「これは、公平に行っただけだよ。もちろん市川さんの応援はしているよ」
もちろん、とでも言うように部長は言った。
「友里ちゃんには謝ってくださいね」
「ハイハイサー!!!」
部長はすぐ私の言葉に返事をした。
「では…」
ジリジリといつぞやにあったいやーな予感がする…
「始めましょう…」
きゃああああああ!!!
私の叫び声が聞こえたのは他でもない。