我ら!恋愛探偵団


「うん。まさか覚えてないとは言わせないよ…?」



ギシっと揺れるベット



「保健室、えっちい事しよっか?」



甘い声と共に視界が一気に暗くなった。



「んんっ!!?!」



「声…かわいい」



ピチャ…っとやらしい音と絡まる舌。




「んん…やめっ!」



「やめてあげない」



熱のせいか抵抗するも力が出ない



「うっ…んん…ハァッ」



やっとの思いで酸素を吸っても黒山らいの舌がそれを許さない。



前に同じ事された時とは比べ物にならない。



「んんっっ…やめっ」



「らい。って呼んだらやめてあげる」



彼は余裕なのかいつもと変わらぬ口調で言った。



「呼ばない…んっ」



抵抗する右手もいつの間にか綺麗な手と絡んでいる。



ピチャ…と保健室中に響く。



舌が麻痺しているのか、熱くなる。



段々と夢中になっていく。




ガラガラ




「さらー!!!帰るわよー!!!って、あらまー♩」




スコパコパーン




右ストレート左ストレートのパンチが咄嗟に出たのは言うまでもない。

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