愛の与え方。

Give a love 4





そのまま寝てしまったらしく
気づくと部屋に一人だった。



「学校…いかなきゃ…」



重たい足をひきずって支度をして学校へ行く



「美緒おはよー!」

「おはよう。」



先生。
あなたは愛想笑いは嫌いだといいました。
でも、私は愛想笑いをしてないと自分を保てないようで。
周りからの目が気になってしまって、
どうしようもなくなって愛想笑いをしてしまうんです。
だからあなたが愛想笑いを嫌ったとしてもやめられないんです。



周りのみんなだってきっと愛想笑いなんだ。


私だけじゃない。



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