【完】君と出逢って恋をした。



私の家に着くまでずっと風斗に馬鹿にされた。



「…送ってくれてありがとう」


「どーいたしまして」


だんだん距離が近づく。


そっと唇に触れ、離れた。


「じゃあな」


「うん」



風斗の背中が見えなくなるまで外にいた。


自分の唇に手をやる。



「…好き」



まだ唇に風斗の熱が残ってる。






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