甘い香りの裏側に【短編】
「ねぇ、みっちゃん。」
「ん?」
「私…頑張るね!」
「頑張ってね、応援してるから。」
せっかく、詩穂ねぇやレジェンドが可愛くしてくれたんだもん。
頑張んなきゃ。
「じゃあ連絡はない!はい、終わらして、委員長~」
「早すぎませんか?僕としてはもう少し「早く挨拶してください、委員長??」
「うっ…、起立!礼!」
「「「ありがとうございましたー」」」
ダダダッ
「きりちゃん♪マジ助かった!ありがと!これチョコ~」
「おっ、嬉しいねぇ」
「きりちゃーん!これ!きりちゃんも彼氏とがんばっ♪」
「ありがとー♡お局が帰ってくる前に帰りたいから、みんなじゃーね!頑張れ、優奈!」
「きりちゃん!!ありがとーっ!!!」
きりちゃんは私達の担任。
で、詩穂ねぇの彼氏のお姉さん。
神崎希里歌(かんざき きりか)先生は今いる彼氏とラブラブで、今日も早く帰りたいらしい。