月を見上げて。
「ねえ陽華。協力しよう。あのたくさんある小さな隕石は陽華がやって!私はあの大きな隕石をやる!」
「え、う、うん。」
「大丈夫。やれる…!
ーーはぁっ!!」
よし!やった!
隕石は真っ二つになった。
「あ…ど、どうしよう…」
陽華?何をしてるの?早くしないと!!
「姫様⁉︎」
「陽華!」
助けないと!…間に合って!!
ーーっ!
「…⁉︎美月!!」
「はぁっ…はぁっ…陽華、無事?」
「うん…美月、血がっ!」
「このくらい平気だよ…」
「美月、ごめんねぇ!私、急にこわくなって…!」
「うん。陽華、帰ろう?」