重い彼女…
『てかきいていい?』

『なに』

『あんなところで靴もはかずになにしてたんだよ』

『…』

なにも答えることができない。

彼氏に、重くてきもちわるいから別れてくれってゆわれました〜

なんて、口がさけても言えない

『まぁ…はなしたくなけりゃいんだけどな』

その言葉にホッとする。

しばらくすると和人の寝息がきこえてきた。

私は結局、寝ることはなかった。

目が覚めたまま朝をむかえる。


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