重い彼女…
ようやく起きたのは、お昼前だった。

和人はついさっきシャワーを浴びに行ったようだ。

私はベットからでようと、ひんやりした床に足をおろす。

『いたっ』

そうか。私怪我してたんだ…
怪我をしている足をかばうようにベットからおりる。

そしてなにげなくケータイをひらくと、

そこには親や、友達からのたくさんのメール。

沢山のメールの中に見つけた名前。

『るな…』

ルナは、中学生からの大の仲良しの親友だ。

いつも私のことばかり気にかけてくれている、大切な親友。

メールを開く。

[加奈最近どお?元気してる?久しぶりにご飯でもいかない??連絡まってるね!!]

私は急いで返事をした。

[あ!うん!元気だよぉー!♪ご飯いこいこー!今日とかどお?急かな?]

返事はすぐにきて、

今日の夜、ルナとご飯をたべにいくことになった。

あっ、和人にゆわないと…
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