重い彼女…
そのとき、私は自分がまいごだということに、
今更ながらきずいた。

『あー!私ってほんとばか』

いくら自分を責めただけで、
虚しくなるだけで状況は何一つ変わらない。

そのとき、私はひらめいた。

『あー!携帯でしらべればいんだ!』

専用のアプリをとれば、ナビもしてくれる。

われながらいい考えだ。

そのときお風呂からでてきたのか、
和人が部屋にはいってきた。

『お前さっきから1人でなにいってんだよ。』

フッと笑う綺麗な顔。
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