重い彼女…
しばらく歩くと、小さな公園を見つけた。

すっかり疲れてしまった私は、

公園にあるベンチに腰を下ろした。

『どうしよぅ…ってゆってもどーもできないよね〜…』

なんて独り言を言っていた。

外灯がひとつしかない薄暗い公園。

携帯を開き、時刻を確認すると、
もぅ夜の11;00だった。

あれからこんなに時間がたっていたなんて、自分でもびっくりだった。

今日こんなふうに、こんな寂しい場所で、1人ですごすなんて…

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