重い彼女…
おもってもなかった。

なにをおもったのか、私は不意に空を見上げた。

私の気持ちとは裏腹に、

澄み切った空に綺麗な星がいくつも輝いていた。

思わずため息が出そうなその空は

今の私にとってはただの星。ただの空。
ただそれだけのこと。

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