WHY
中を色んなところを見て、ぐるっとして球場を後にした。



 結局古着と、トランプ型のコースターと、靴を買った。



 そんなにたいしたものではないが、それでも色々と刺激を受けたものばかりだ。

 
 そとは夕暮れに差し掛かり、辺り一面オレンジ色に包まれた。



 そろそろ家路に着こうかと、駅の方へ向かっていたところ、急に、



 「海行かないか!」



 と圭太が急に言い出した。



 また出たと思っていたが、それでも、なぜか海にいきたくなったので、



 付いていく事にした。



 「今からダッシュで行けば、夕日にまにあうかもなっ!」



 そう期待をして、川崎駅から、直接横須賀線にのり、鎌倉に向かった。



 以前の事件依頼 、海に行っていなかったので、なんかドキドキした。



 そういえば、この間の人大丈夫だろうか?ちゃんと生きているのだろうか?




 なぜ、あんな事をしたのか、少し聞きたくもなった…



 あの青年にであえれば話だが…

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