WHY
 それは、まるで海から送くられた、ミストのプレゼントで、私を包んでくれる。




 気持ちもそうだが、何かすがすがしさを感じせずにはいられなかったので、心地よく空気を思う存分に楽しんだ。




 

 なかなか、自分自身の考えはバラバラになることが多いのだが、それでもこれは確実に思えることだ。




 
 
 駅に着いたので、ふと時間を見たら20時を過ぎていて、横浜に着くのが20時半を過ぎる。


ここに、つれてきてくれた啓太にももちろん感謝だが、運命的な出会いをしてくれた、この奇跡に感謝をしたい。




 人の出会いは偶然と必然は=(イコール)というが、イコールだったら違う言葉を並べなくてもいいじゃないかと




 自分は思い続けている。
 


 だから、自分の考えは、必然と偶然の重なり合いで構成できている仮説を自分なりに考えている。



 予期できる、行動予定が必然で、予期せぬ出来事が偶然であると今まで思い続けています。




 どこから地下鉄なので、21時と家に着くのが予想されたので、またベルを打った。

 
 電車の中では、横ではさっきの事を忘れたかのように、啓太が今日の映画と、今度を見る映画を







 淡々と語りだし、私は面白そうに装い話に聞き入った。




 何の話をしているかはわからなかったが、それでも雰囲気は良かった。

 
 私は名前も知らない、あのか”彼”の事を考えていた。




 次はどんな出会いがあるのだろう、どこに向かおうとしているのだろう、




 なんか、楽しくなってきたかもと思い、静かにほくそえんだ。






 自分自身の未来のために、またまだ癒えない自分の心のためにも…
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