サ ボ テ ン

そして曲が終わってしまった。

「これから自由時間だ〜暗いからここの広場だけだからな。それでは解散」



「自由時間に炎の前で告白すると両想いになるっていうジンクスあるらしいよ!」
「知ってる知ってる!!先輩みんな言ってた」
「私、告白してこようかな〜」

女の子たちが話してたのを聞いたことがある。
本当に両想いになれるのかな…?


「組んでくれてありがとう。」
『こちらこそ』
「…」
『ちょっと話したいことが「月岡くん!!ちょっといい?」「何あんた。私も月岡くんに用があるの!どきなさい」』

月岡くん目当ての女の子たちがこっちに来る!!

月岡くんモテるから仕方ないよね。
しかも私とペア組んでることばれたらめんどくさそう
あーーー私も話したいのに!!

でももうとりあえず逃げよう。
『りんのところ行くね』

「こっち」
と月岡くんに手をとられ、何か起きたのかよくわからないまま走ってた
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