サ ボ テ ン

は、速い!!

『はぁはぁ…つ…かれ…たぁ…!!』

「あ、わるい」

やっと手を離され息を整える

「ここまでくれば平気だろ」
『なんで私まで…!?しかも広場から出ちゃったじゃん』

「また戻れば大丈夫だろ。ちょっと待ってて」
『…』

月岡くんは向こうへ行ってしまった
私はベンチに座り、月岡くんが来るのを待った。

あ。でも月岡くんと話せるチャンスだ
疲れたけど2人きりになれたじゃん。 

よし、あとは伝えるのみか
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