サ ボ テ ン

『…ん…ここどこ?』

いつの間にか寝てしまった私は起き自分が月岡くんの肩に寄りかかってることに気づいた。

『…!!!!』

バッと体制を元に戻し、恥ずかしくてしばらく思考停止状態。

「おはよう笑」

な、なんかニヤニヤしてるし!!

『お、お、おはよぅ…』
「ぶ。絶対に寝ないんじゃなかったの?」
『う、うるさい…。』

「それと結構色んな意味できつかったんですけど…」

『…え?なにが?』

「まぁ可愛い寝顔見れたからいいや」
『…な!?もういい!!』

「はははw次だよ降りるの」
『知ってますーー!』

停車駅に着き、扉が開き外へ出た。

「じゃあね」
『うん。ばいばい。ありがと…』

家に着き、月岡くんに一応【今日はありがとう】と始めてLINEしてみた。

結局帰ってきたのは【おやすみ】とだけで、月岡くんらしいなっと思い私も【おやすみ】と返して寝た。
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