サ ボ テ ン
キャンプファイヤー誘いたい…

『来月宿泊合宿だね』
さ、さりげなく…

「あー。めんどくさい」
『ははは、そういうの嫌いそう』
「うん。嫌い。キャンプファイヤーとか意味わかんない。お前ペア決まってるの?」
ドキっ
『決まってないけど…月岡くんは?』
「俺も。お前もう決まってんのかと思ったわ」
『なんで?』
「お前可愛いからてっきり誘われてるのかと」
『なっ!かわいくない!!なんか…知らない人に誘われた。月岡くんこそかっこいいから誘われてるでしょ?』
「ん…まぁまぁ。でもさOKして変な気をもたせるのも嫌じゃん?ちょっと自意識過剰かもだけど(笑)」
「だったらくじのほうが楽かなって」
『うん。それはわかるかも…』
「まぁくじもやだけどな!笑」
ニカッとこっちを見て無邪気に笑ってきた。
『ふふ。私も』
「…お前笑ったほうがいいよ」
『な!別に笑ってません』
「素直じゃねぇな〜」
頭をぐちゃぐちゃに撫でられた
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