サ ボ テ ン
いつもの車両いつもの場所に月岡くんがいる。
「はよ。」
『おはよう…』

ガタンゴトン…
私達は無言のまま。

迷惑じゃないかな?
嫌いな食べ物入ってたらどうしよう

今更になって怖くなった。
でもせっかく作ったし。

てゆうか、駅ついちゃう。

「あれ?今日お弁当2つ?まさか俺に?」

う。気づかれた…
『そ!そんなわけないでしょ』

なんで嘘ついちゃうの私。

「じゃあ気になってる子に頼まれたとか?女は大変だね〜。めんどくさいならめんどくさいっていいなよ。3人組にもまた目つけられるよ?」 

なんか怒ってる?
『ち。ちがう!』
声が震える

「じゃあお前食うの?」
睨んできた。

ひどい…

< 80 / 201 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop