サ ボ テ ン
ドキッ

あ、橘くん…
タタっと橘くんの方に逃げた

「先輩行っちゃったじゃないっすか」
「くそー」


『えっと…先生は?』
「あー…もういいみたい」
『…もしかして助けてくれたの?』
「迷惑そうだったから。お節介だった?」
『ううん。ありがとう…助かりました』
「うん。」

「どこから来てるの?」
『私?私は近いから歩いてきてるよ』
「じゃあ俺チャリだから送る…」
『え、いいよ!!』
「いいから。待ってて」
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