病んでて
机の上の明かりをつけてカッターを取り出す。
それを左手首に押し当てる。
死のうとしている訳ではない
が、死にたいという気持ちも少しはある。

カッターをスライドさせると
手首から紅色の液がぷつりぷつりとでてくる。
そしてもっともっと手首に傷をつけた。

これをすると、とても気分が軽くなる。
私の一番の“現実逃避”
私の一番の“娯楽”
私の一番の“拠り所”なのかもしれない。


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