まっしろな遺書
 2015年7月9日


 十三は、PSVitaのゲームがしたくなったので、バケモンを裏切りTSUTAYAで、違うゲームを買った。

 お金がないので中古だ。
 4780円した。

 TSUTAYAのポイントが1500ポイント溜まっていたので、1000ポイント使用した。
 なので、3780円だ。

 PSvitaで遊ぶのは久しぶりなので、ただ今充電中。
 十三は、充電中に少し病院内を散策することにした。。
 院内学級の前を通ると授業をやっていた。

「あ、十三さん!」

 愛が声をあげて十三の方を見る。
 すると生徒たちが全員が、十三の方を見た。

「たこ焼きの兄ちゃんだ!」

 生徒のひとりが、十三の方を指さす。

「ホントだ!
 たこ焼きのおじさんだ!」

 お兄さんとおじちゃんの境目に十三は歳を感じた。

「はい、みんな静かに!」

 はるかが、十三の方を見る。
 そして、手を2回叩いた。

「いいですか?
 この人は、まだ結婚していないのでお兄さんです。
 つまり、わかりますか?
 私もお姉さんなのです……」

 はるかがそういうと、生徒たちが笑う。

「先生、この人より年上なんだー?」

 女の子の生徒がそう言って笑う。

「ええ。少し、ほんの少しお姉さんです」

 空気が柔らかい。

「あの、俺邪魔ですよね?
 部屋戻ります……」

「邪魔じゃないですよ。
 見てください、生徒たちの顔を……
 十三さんが来ただけで、生徒たちは笑顔になっています。
 流石、たこ焼きのお兄さんですね!」

 はるかは、そう言って微笑む。

「みんなー。
 わかんないことがあったら何でもこのお兄さんに聞くのよー」

 生徒たちは、元気よく返事をして、そのあと十三は質問攻めにあった。
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