まっしろな遺書
2015年3月8日
日曜日。
子どもたちは、いつもと同じように十三の部屋に来ていた。
個室だから子どもたちが集まりたまり場になる。
十三は、いつもと同じようにバケモンで遊んでいた。
一度クリアして、今はバケモンメモをコンプリートしようと楽しんでいる。
そして、新しい客が十三の部屋に訪れる。
「えっと……
ここは託児所?」
萌一家だった。
萌は、そう言ってくすりと笑った。
「あ、萌ちゃんいらっしゃい。
太郎に、えっと瓜君と桃ちゃん」
瓜と桃は、太郎の背中に隠れる。
「この人は、十三。
お父さんとお母さんの友達っすよ」
太郎がそう言うと萌が瓜の頭を撫でる。
「この間会ったでしょ?」
太郎は、黙る。
「お前バケモン持っているか?」
元太が瓜に尋ねる。
「持ってる。
俺のミュウツーは、世界一だぞ」
「だったら、勝負です。
僕のダグトリオで、ケチョンケチョンにしてあげます」
充が、そう言うと瓜がゲーム機を取り出す。
「だったら勝負だ!」
子どもたちは、子どもたちで楽しみだす。
「相変わらず、十三さんは子供たちに好かれるっすね」
太郎が、苦笑いを浮かべる。
「なんでなんだろうな?」
「たぶん、そう言うオーラが出ているんじゃないかな?」
萌がそう言って笑う。
「なんだよそれ……」
子どもたちは子どもたちで打ち解け仲良くなった。
大人たちは大人たちで小さなティーパーティーを行った。
日曜日。
子どもたちは、いつもと同じように十三の部屋に来ていた。
個室だから子どもたちが集まりたまり場になる。
十三は、いつもと同じようにバケモンで遊んでいた。
一度クリアして、今はバケモンメモをコンプリートしようと楽しんでいる。
そして、新しい客が十三の部屋に訪れる。
「えっと……
ここは託児所?」
萌一家だった。
萌は、そう言ってくすりと笑った。
「あ、萌ちゃんいらっしゃい。
太郎に、えっと瓜君と桃ちゃん」
瓜と桃は、太郎の背中に隠れる。
「この人は、十三。
お父さんとお母さんの友達っすよ」
太郎がそう言うと萌が瓜の頭を撫でる。
「この間会ったでしょ?」
太郎は、黙る。
「お前バケモン持っているか?」
元太が瓜に尋ねる。
「持ってる。
俺のミュウツーは、世界一だぞ」
「だったら、勝負です。
僕のダグトリオで、ケチョンケチョンにしてあげます」
充が、そう言うと瓜がゲーム機を取り出す。
「だったら勝負だ!」
子どもたちは、子どもたちで楽しみだす。
「相変わらず、十三さんは子供たちに好かれるっすね」
太郎が、苦笑いを浮かべる。
「なんでなんだろうな?」
「たぶん、そう言うオーラが出ているんじゃないかな?」
萌がそう言って笑う。
「なんだよそれ……」
子どもたちは子どもたちで打ち解け仲良くなった。
大人たちは大人たちで小さなティーパーティーを行った。