まっしろな遺書
2015年4月14日
今もなお激しい雨が振っている。
美穂は、昨日の十三を心配して会社を休んだ。
「十三、またケンカ負けたの?」
美穂が、そう言って十三の頬に手を当てる。
「う、うん」
「十三、ホントケンカ弱いんだね」
「苦手なんだ……
人を殴るのって……」
「十三らしいね」
「そう?」
「弱いのも十三。
だから、私が護るんだ」
「え?」
美穂は、十三の体を抱きしめる。
「十三の音が聞こえるよ」
「え?」
「トクントクン言ってるよ」
「トクン、トクン?」
「胸の音。
響いてる」
「美穂の音は、聞こえない……」
「触ってみる?」
美穂は、そう言って十三の手に触れる。
そして、それを美穂の胸に……
柔らかい感触が、十三の手を包み込む。
「美穂?」
美穂は、黙って十三の胸に手を当てる。
「あれれ?
十三君の鼓動早くなってるよー?
ちょっとは、欲情した?」
美穂は、そう言って十三の下半身に手を触れる。
「うん!
立派な男の子だ!」
「え、エッチはしないからね!」
「それは、十三君次第かな?」
美穂は、そう言って十三の唇にキスをする。
視線を感じる。
視線の先には、愛の姿が……
「あ……」
愛ちゃんは、俺に気付くと逃げるように去った。
「見られちゃったね……」
「うん……
なんか、恥ずかしい」
ふたりは、照れたあとその行為を止めた。
今もなお激しい雨が振っている。
美穂は、昨日の十三を心配して会社を休んだ。
「十三、またケンカ負けたの?」
美穂が、そう言って十三の頬に手を当てる。
「う、うん」
「十三、ホントケンカ弱いんだね」
「苦手なんだ……
人を殴るのって……」
「十三らしいね」
「そう?」
「弱いのも十三。
だから、私が護るんだ」
「え?」
美穂は、十三の体を抱きしめる。
「十三の音が聞こえるよ」
「え?」
「トクントクン言ってるよ」
「トクン、トクン?」
「胸の音。
響いてる」
「美穂の音は、聞こえない……」
「触ってみる?」
美穂は、そう言って十三の手に触れる。
そして、それを美穂の胸に……
柔らかい感触が、十三の手を包み込む。
「美穂?」
美穂は、黙って十三の胸に手を当てる。
「あれれ?
十三君の鼓動早くなってるよー?
ちょっとは、欲情した?」
美穂は、そう言って十三の下半身に手を触れる。
「うん!
立派な男の子だ!」
「え、エッチはしないからね!」
「それは、十三君次第かな?」
美穂は、そう言って十三の唇にキスをする。
視線を感じる。
視線の先には、愛の姿が……
「あ……」
愛ちゃんは、俺に気付くと逃げるように去った。
「見られちゃったね……」
「うん……
なんか、恥ずかしい」
ふたりは、照れたあとその行為を止めた。