AveniR-アヴニール-
コーヒー代を支払いに戻ったら、

入り口付近でヘリーが待っていた。

「スゲーよレシオ!まさかあのデトリを退治しちまうなんてよ!」

ヘリーは嬉しそうな顔をして

俺の肩を叩いた。

「退治だなんて…、俺はそんな大それたことはしてねえよ。」

「いやいや!アレに一泡吹かしただけでもスゲーって!!俺 見ててスッキリしたよ!」

俺の考えに賛同してくれるヘリーの姿を見て、

やはり持つべきものは友だと思い、安心した。
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