夢道
「ユイ!!来い!!」
コウさんが合図をして、
私はコウさんに続き
中央塔の方に
入っていった。
それから慎重に
進んでいき、
やっとのことで
鍵を手にした。
「さぁ!!ノイの方に行くぞ!!」
コウさんはそう言って、
特別塔の方に
向かっていく。
ノイさんも
無事でいるかな…?
不安は募っていく…。
兵隊の目を注意しながら、
慎重に特別塔の方に
向かうとき、
白い髪の人が特別塔に
入っていくのが見えた。