夢道



「ロイ、ノイ!!」


私は二人の名前を呼んだ。


驚いたままの顔で

そう言う私に、

ルクとロイとノイの3人は

笑っていた。


私は顔を赤らめて

怒るけど、

それも楽しくて

しょうがない思い出だった……。


それから4人で

この本棚の前で遊んだ。


そして、

本の間に何かを挟んだ……。


私はそこまで思い出した所で、

過去の世界から

戻ってきた。


「そう言えば、
あの時本に何を挟んだんだろ……?」



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