先輩に好きといったら
あ、猫だ…



『先輩!あんなとこに猫が!
ちょっと触ってきます!』



『ちょ、車』




猫のとこに走り出したくて
夢中だった私は車に気付かず
先輩に助けてもらったこともあった

そのあと先輩はやっぱり



『ちょろちょろすんな、いぬ』



私を馬鹿にした



先輩は、意地悪で無愛想なとこもあるけど本当は優しい。そんな人がモテないわけないよね…。



「っ!」




誰かに腕を掴まれた

後ろを振り向くと先輩がいた



「先輩…?」
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