先輩に好きといったら
「先輩優しすぎます。」





「知ってる」





そういって少しイタズラっ子のような笑顔を見せる先輩。





「じゃあ、私がいちごオレ好きなことは…?」





「知ってる。
1番好きな飲み物なんだろ?」





今度は優しい笑顔で私を見る。

先輩、ずるい。

いちごオレのことだって話したのはだいぶ前。
聞いてないような返事だけどやっぱり聞いてる。



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