黄色いパーカー【仮】
✡第一章✡

桜ヶ丘高校




━━━━ピッ ピィィィッ



「春姫っ!」



みんなが心配そうな顔で、こっちに走ってくる。



「痛…っ」



シュートを打とうとしたとき、それを止めようとした相手と接触し、避けようとしたわたしは肩をおかしな方向へとひねった。


バランスを崩したわたしは、そのまま倒れこんだ。
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