キミと見た、あの空を。
新たな出逢い
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放課後、遥香は今日も部活を見に行ったし、あたしは電車の時間があるから帰り支度をしていた。
確か、野球部は今日あるんだったよね…?
そこで、素朴な疑問が1つ浮かび上がった。
「どうやったら、マネージャーになれるんだろ?」
肝心なこと、調べるの忘れてた。
昔からそうだ。あたしは、どこか抜けてるところがある。
「どうしよう…」
考えていると、後ろからぽんっと肩を叩かれた。
「明石、もう体調大丈夫?」
振り返ると、千真くんが立っていた。
…こうしてみると、やっぱりおっきいなぁ。
あたしはまあまあ小柄なほうだから、見上げる感じになる。
さすが、ガタイもいいな。やっぱり、鍛えたりしてるのかな?
「明石?やっぱり、まだ悪いのか?」
しまった、つい見つめてしまってた。
「あ、ううん。大丈夫 大丈夫。
それより千真くん。どうしたの?」
「あのさ、野球部一緒に行かねぇ?
俺は普通に練習行くけど。
マネ希望者は、マネの先輩の所行ったらいいみたいだからさ。」
「あ、そうなんだ!教えてくれてありがと。ちょうど、どうしたらいいのかなって思ってたんだ。
行ってみるよ!」
「おう!」