地味子の秘密
靴に履き替えようとした瞬間私は吹き出してしまった。



本当に靴がなくなっていたのだ。


靴箱の影からは

「地味子泣いてるぞ」

「うわっ!まじか!きもっ!」


あー。残念ながら私は貴方達がやった幼稚ないじめでは泣きませんよー。


と心の中で毒づきながら靴探しに向かった



『定番といえば、ゴミ箱かな。』


 
ゴミ箱に行くと……



私の靴がズタズタにされたまま捨てられていた。


「あーあ。もう使えないじゃん!物は大切
 にしなきゃー…今日は職員室からスリッパかーりよ♪」


ま、そんなこんなでスリッパを借り教室に向かった。



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