光を求めて。
第一章

ふみはずし。



親はいっつも私の敵

そこら辺の女たちも皆敵


ヤりたいだけの男たちも皆敵




中学生の私は無敵だった




先輩のバイクの後ろに乗って


暴れて


窃盗、酒、タバコ、薬、喧嘩

酒に溺れて
男に溺れて




体も心もボロボロだった。





もう自分の価値すら分からなかった
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