光を求めて。
13で始めた飲み屋
14でキャバ
15でセクキャバ
もう学校になってほとんど行ってなくて
昼夜逆転の生活
昼間は爆睡してる私だけど
中3の秋
たまたま新しい服を買いに昼前に起きて
支度をした。
「ちょっと送ってってくんね?まぢ足ねぇーんだよ」
手当たり次第車持ちの男に連絡
「あ、俺お前ん家の近く居るからいーよ!ってか友達も居るけどいい?」
「なんでもいーから早く」
20分後位に来たのは2台のセダン、
私が連絡したカズトは
クラクションをならした。
「おせーから笑」
「悪りぃ悪りぃ、道混んでてさ」
後ろにはもう一台のセダン。
その助手席には
ゴテゴテに外巻きを決めた金髪のギャルがいた。
まぢだるい。
女って嫌い。
「どーも。」
取り敢えずそう言って前のカズトの車に乗った。