世界最強女子の恋愛
次の日、俺は自分の目を疑った。

あの結衣が、制服着て、1番にご飯を

食べていたのだ。

大抵、俺が1番だから、誰かが先に

食べてること自体が珍しいんだけど、

まさかそれが結衣だとは…。


「…」

「おはよ。どうした?食べないの?」

「…いや、ちょっと、今、状況を
理解するのに時間がかかった。」

「何それ(笑)」


そう言って笑う結衣はいつも通り…


「あの亮に注意されたなんてね…
絶対に見返してやる…(バキッ)」


あぁ、やっぱりそういう不純な動機

だったか…ってか、箸、折るなよ…


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