ユキゾラ。




「なーにしてんの!!リク!」

ガツンと頭を殴らる。


俺にこんなことするのは一人しかいない


「リエ、やめろ」



俺の幼なじみ、リエ。

リエはアイリと同じクラス


運動部で日に焼けた肌が活発そうな、アイリと反対な女の子。




「あー!!アイリちゃんだ!隣は…エイル君だ」



テンションが上がったみたいでリエは、エイル君カッコイイー!!と叫んでいる。


いや、やめてくれ。


今の俺には大ダメージだ。





「カッコいいなー!!」


「そうだな」



確かに否定は出来ないけどさ


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