ユキゾラ。


「どう、学校には慣れた?」


さり気なさを装って彼女の隣に立ち、読んでいる本を覗き込んだ





「ああ、まぁ」




曖昧に誤魔化すアイリ。





ってか今気づいたけど凄い距離ちかい。



俺が向きを変えたらすぐにキス出来そうなくらい


って、おい。



俺は何考えてんだか


首に彼女の金髪がかかり、くすぐったい

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