ユキゾラ。



「あれれー、リク溜息なんてついて。恋いの悩みですかー?」


耳元から能天気なアキの声が聞こえて
休み時間の教室で一人でかんがえこんでいたことに気づいた




「…」

恋の悩み、なのか




「え、マジか。あのリクが女に…」





これは女子が泣くぞ、とどうでもいい事を呟きながら俺を見やるアキ。


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