ユキゾラ。


嗚呼。


ゴメン、ごめん。


私が全部悪かった


自分のことばっかだったのがいけないの


でも、どうしようもなく好きだったのよ








「あ、アイリちゃん!?平気?」


クラッと視界が揺れて、慌てて机に手をつく


「ごめんなさい、ちょっと疲れてるみたいで。」



「ごめんね、私が変なこと言ったから…」


「違うのよ、元からだから」

気にしないで、と微笑み何かいいたそうなリエさんを見る


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