かおるこの心霊体験談
目が覚めて。
今夜もあのおじいさんに会うのは絶対やだ!
と、無理やり退院しちゃいました。
元気になって、仕事にもどってまもなく、入院してた病棟の同期の看護師とおしゃべりすることがありました。
「急に退院しちゃったじゃん。どしたの?」
「実はさー、金縛りに合っちゃって」
「やだー。そうなんだ?ねぇ、どんな感じだった?」
「うん。なんか乗っかられてて、目を開けたら男のひとで」
「え。どんな感じの?」
「ちょっとホームレス風の人で、茶色い肌で。目がギョロってしててね。それから」
「いい!もうやめて!夜勤できなくなる!」
耳をふさぐ友達。
私の言った外見が、その病室に入院して亡くなった患者さんの外見とぴったりだったそうです。
知らない人間の私が自分のベッドに寝てたので、怒ってたのかもしれません。
終
今夜もあのおじいさんに会うのは絶対やだ!
と、無理やり退院しちゃいました。
元気になって、仕事にもどってまもなく、入院してた病棟の同期の看護師とおしゃべりすることがありました。
「急に退院しちゃったじゃん。どしたの?」
「実はさー、金縛りに合っちゃって」
「やだー。そうなんだ?ねぇ、どんな感じだった?」
「うん。なんか乗っかられてて、目を開けたら男のひとで」
「え。どんな感じの?」
「ちょっとホームレス風の人で、茶色い肌で。目がギョロってしててね。それから」
「いい!もうやめて!夜勤できなくなる!」
耳をふさぐ友達。
私の言った外見が、その病室に入院して亡くなった患者さんの外見とぴったりだったそうです。
知らない人間の私が自分のベッドに寝てたので、怒ってたのかもしれません。
終