とけるほど〜愛して。カナと真一 編
カナの様子がおかしい。笑っていたのに
横顔が悲しげ。
何かあったのか?心配で、聞いて見たけど、はぐらかされて…。
俺は、神頼みと、圭祐の所へ行った。
「どうも〜、圭祐…。実はカナの様子がおかしいんだ。心当たりないかぁ?」
「マキがちらっと話してるの聞いたんだけど、お嫁さんが…。まぁ春には、マキを嫁にするから…。その話と思ってたけど、」
「カナちゃんとは?結婚考えてんの?」
「俺は、そのつもり。」
「ちゃんと伝えてやらないと。きっと、不安なんじゃないかぁ?」

「マキが良く言うんだよ。ちゃんと気持ちは言葉して欲しいって、言わなきゃ
わからないって」
口下手な俺らには、難しい事なんだけど
大事にしたい子になら言えるじゃないかぁ


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