赤ずきんは狼さんに食べられちゃいますか?



ある日、それはすごくすごく、


すべてのタイミングが良かった。



むーくんはいつも通り部活で、

たっつんはお家に親戚が集まるとかで
急いで帰った。




俊くんも、お家でお兄さん達から呼ばれたとかで


なーんの用事もない私は

一人帰路を歩いていた。






「春沢 芙美さん?」



いきなり、キレーな、それはそれはキレーな
お姉さんに呼び止められた。
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