赤ずきんは狼さんに食べられちゃいますか?
すると、毛先紫の男の子が
スってこっちに近付いてきた。
「君が赤ずきんちゃんの芙美ちゃんだね〜。
俺は俊の一個上の兄貴の涼太だよー」
そう言って涼太さんは
ちゅって私のほっぺに軽く口付けした。
「涼太くんだから、りょーちゃんね〜
りょーちゃん、ここ日本だから
挨拶でもほっぺにちゅーしたら
怒られちゃうから気をつけてね〜?」
そう言う私にポッカリと口を目を開けて
驚いた感じの表情を向けるりょーちゃん。
部屋の中の二人とお姉さんは
大声だして笑ってた。