一輪の花が枯れるまで
第一章出会い



「どうして!?何であんな子と一緒に居たの?!」



…はぁ、女ってどうしてこんなにもウルサイのだろうか。


「ちょっと!!何か言いなさいよ!!」


「…。」



俺は知らぬ顔をして、亜紀の目からそらす。

別に俺は悪いことなんてしてもないし、それに昨日一緒に帰ったアイツは、俺の幼なじみ。


俺には全く恋心は無い。
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