嘘つき王子の裏の顔?









「ねー。由依、あの彼氏は、やめたほうがいいって」

「ハルちゃん、どうしたの?急に、まさか!?ハルちゃんまで!」

「ないないないない!ぜーったい、ない!」

「だよねぇ」ほっ。



本当のこと言えないって、ほんっとうにイライラするなぁ


「おーい、崎原、今日図書委員じゃなかったっけ?」

「あぁっ!?わすれてたっ!」

「私も一緒に行こっか?」

「ごめーん、ハルちゃん、ありがとう。」


由依っていっつもどこか抜けてるよなぁ……
まあ、そこが可愛いんだけど!


「失礼します!遅れてすいません。」

「もー次からきをつけなさい!」

「はい。本当にすいません」


あ、この委員長由衣の笑顔に弱いなぁw

「じゃあ、崎原さん、これ、あっちの本棚に返しといてくれる?」

「はっ、はい!」


裏側にある本棚に向かう途中に


「! ハルちゃん!!あれ!明翔君だよ!」((ひそっ

「うっ…本当だ。」


ばちっ。


目があった。
今すぐダッシュして逃げたい

((にこっ


でたっ!イケメンスマイル



結衣の方を見たら顔を真っ赤にして今にも歩き出しそうだったを


「由衣、私やっておくから行きなよ。行きたいんでしょ?」

「ふえっ!?」

「顔に書いてあるよw」

「もぉ~ありがとう」


そう言って、由依は奴のところへ行った



くっそ、ほんっとは行かせたくないが、由依可愛すぎ(泣)
んじゃ、私はお先に失礼しようかな。


「ねえ、そこの由依ちゃんの友達さん。」


この声…奴か。


「はい?」((ギロっ

「はじめまして。由依さんとお付き合いさせていただいてます。一之瀬明翔です。 よろしく」


手を出す


イラッ(-_-)


「どうも、はじめまして!由依の親友の乙原(おとはら)は…」

「ハルちゃん、明翔君!みてみて!」

「ん?」

「お!由依ちゃん、きちんと解けてるじゃん」

「えへへっ////」


由依っ!騙されるな!!騙されちゃだめだ!!


「ん?乙原さんもやってみる?なぞなぞみたいで面白いよ。」


ぞぞっ

鳥肌が立つわ。


「結構です。」








< 3 / 11 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop